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LLLSD(Sweden), DJ PIN, Tetsuya Yoneda at groove Okinawa

スウェーデンより4名の作曲家、映像作家などからなるプロジェクトLLLSDが来日。昨年の中国雲南省、バンコク、チェンマイ等のアジアツアーを経て、今年も台湾、香港、バンコクなどを巡り、さらには沖縄にも足を伸ばしてくれることとなりました。Offshoreが沖縄編の企画を担当。

沖縄からはDJ PIN(Live set)、米田哲也が出演します。

 

 

2019年1月29日(火)January 29th 2019 Tuesday

at groove  http://www.cosmos.ne.jp/~groove/

沖縄県浦添市勢理客2丁目18-10 地下1階 (B1F, 2-18-10 Jitchaku Urasoe Okinawa, JAPAN)

 

Ticket 

PEATIX https://lllsd-grooveoknw.peatix.com/

もしくは info.offshoremcc[at]gmail.com へ予約メールをお送りください。

※当日券は2500円+ドリンクオーダーです。

 

open 8:00pm

start 8:30pm


Audio Visual Performance:
LAB FOR LIFE-LONG SOUND DYSFUNCTIONS (Sweden)
|Lars Åkerlund
|Lise-Lotte Norelius
|Sten Backman
|Daniel Rozenhall

Performance:
DJ PIN
Tetsuya Yoneda

 

Supported by SWEDISH ARTSCOUNCIL

 


 

LAB FOR LIFE-LONG SOUND DYSFUNCTIONS(LLLSD)

http://www.greatbigcontainer.se/LLLSD/

LAB FOR LIFE-LONG SOUND DYSFUNCTIONS(LLLSD)は、スウェーデンを拠点に活動する実験的なアーティストと作曲家達によるプロジェクトである。Lars Åkerlund、Lise-Lotte Norelius、Sten BackmanとDaniel Rozenhallの4人から成る。異なったシーンから参加する4人であり、LLLSDにおいては各々の境界に接し交差することで新しい創作を生み出している。それは音楽と映像の間において、作曲や即興の手法で表現される。2018年の1、2月にLLLSDはタイと中国雲南省を訪れ、実験的な電子音楽と映像を用いて新しいスタイルでのショウケースを披露した。

LAB FOR LIFE-LONG SOUND DYSFUNCTIONS (LLLSD) is a collaborative project by Swedish experimental composers and artists Lars Åkerlund, Lise-Lotte Norelius, Sten Backman and Daniel Rozenhall. In Lab for Life-Long Sound Dysfunctions, the four artists work in different constellations with each other, in order to create new meetings in the borderland between the notated, the fixed and the improvised; between the musical and the visual. In January-February 2018, Lab for Life-Long Sound Dysfunctions are touring Thailand and southern China (Yunnan province), presenting a showcase with different settings of the four members, including new electronic experimental music and visuals.

 

 

DJ PIN 

沖縄を拠点に活動するターンテーブリスト。HIPHOPで鍛えたスクラッチやジャグリングの技巧を、即興音楽としてのターンテーブルプレイに応用する。フリージャズ、実験音楽、ダブ、民族音楽などのレコードとサンプラーを使用して、未知のビートと音楽を生で構築していく。現場の空気を瞬時に察知し、音に反映させるエンターテイメント性に溢れたプレイは、沖縄クラブシーン、即興音楽シーンの両方から高い評価を得ている。2014年にはWORLD’S END GIRLFRIEND主宰レーベルVirgin Babylon Recordsより初の単独音源『first expression…』をpin_oknw名義でデジタルリリース。

 

 

米田哲也 Tetsuya Yoneda

1984年浦添生まれ、ピアニスト。

 


TOTAL INFORMATION: 

Offshore “info.offshoremcc[at]gmail.com”

 


 

Lars Åkerlund
Lars Åkerlundは作曲家、サウンドアーティスト、そして主に電子音楽、電子音響の演奏者である。ストックホルムを拠点とする。バルセロナのリセウ高等音楽院で音楽とクラシックギターを学び、のちにストックホルム音楽大学にてクラシックギターと電子音響を学んだ。また、ストックホルムのEMS(エレクトロ・ミュージック・スタジオ)でも電子音響を学び、ストックホルム大学では音楽学を学んだ。これまでにEryck Abecassis, Kasper T Toeplitz, Zbigniew Karkowski, CM von Hausswolff, Jean-Louis Huhta, Dror Feiler, 古舘徹夫, Lise-Lotte Norelius, Freddie Wadling, Dennis Wong, Arkajolie, Leif Elggren, Kent Tankred, Flesh Quartet, Kroumata, Johan Söderbergらと協働している。Zbigniew Karkowskiとともにバンド「P.I.T.T.」を立ち上げ、Johan Söderbergとは「Lucky People Center」を立ち上げた。90年代からコンテンポラリーダンスのための音楽も作曲しており、これまでに振付家のPer Jonsson, Björn Elisson, Johan Inger, Cristina Caprioliらのために創作を行った。また、ロンドンを拠点に活動するダンスカンパニーRambert、フィンランド国立バレエ団、ヨーテボリバレエ団、ストックホルムバレエ団、そして多くの北欧を拠点とするダンスカンパニーや、先述の振付家たちによるカンパニーに楽曲を提供してきた。映画においてはヤン・トロエル監督による『Il Capitano』(1992年ベルリン国際映画祭において銀熊賞受賞、1992年スウェーデン映画協会よりゴールデン・ビートル賞が授けられた)、および同監督による『Their Frozen Dream』(1999年サンフランシスコ国際映画祭、1999年バリャドリッド国際映画祭で受賞)にて音楽を担当した。2015年、東京とベルリンで開催された『SOUND OF SILENCE ~中国無声映画と音楽の会~』にて、映画『桃花泣血記』(1931年/94分/監督:ト萬蒼)の劇伴をライブパフォーマンスとして披露した。ライブパフォーマンスに限らず、講義やワークショップでアフリカ、南米、アジア、アメリカ合衆国、ヨーロッパなど多くの地を訪れている。これまでに、Radium 226.05, Firework Edition Records, SubRosa, Monotype Records, R.O.S.A. MNW Records, Fylkingen Recordsなどから音源作品をリリースしている。
http://larsakerlund.com


Lise-Lotte Norelius
Lise-Lotte Noreliusはストックホルムを拠点に活動する作曲家・音楽家であり、電子音響やライヴ・エレクトロニクス、そしてサウンドアートの領域において活動している。演奏家としては、ソロでの活動と、他のアーティストとのいくつもの共同プロジェクトを行っている。彼女はDIYアンサンブルグループ「Syntjuntan」を立ち上げており、繊維を用いた楽器によるコンサートやワークショップを行っている。打楽器奏者としてのキャリアが長く、これまでに様々な異なる分野の音楽を経験している。アフリカ伝統音楽、エクスペリメンタル・ロック、即興音楽、打楽器とサンプリング音によるグループ「Anitas Livs」などに参加した。1998年から2002年までストックホルム音楽大学にて電子音響による作曲法を学び、ライヴ・エレクトロニクスと、他の音源装置と同じく打楽器をリアルタイム・プロセッシングしていくことについて深めていった。それから、彼女はEAMスピーカー、ライヴ・エレクトロニクスと音楽家、インスタレーション、演劇、詩、そしてダンサーたちのために作曲を行うようになった。舞踏カンパニー「SU-EN」やMats Persson & Kristine Scholz、Räserbyrån、Fredrik Olofssonなどとこれまで共同制作を行っている。ここ数年は、コントロール可能なモーターや自作のノイズ発生装置、シンセ・アクセサリーや掃除機、フロッピーディスク・ドライブなどを用いて、Max/MSPやいくつかのセンサー、エフェクト・ボックスと組み合わせた演奏方法を探っている。Firework Edition Records, Schhh…, Elektron Records, Fylkingen Recordsなどからソロ名義もしくは彼女が所属するいくつかのグループ名義にて音源をリリースしている。スウェーデンのサウンドアート・ジャーナル『Nutida Sound』にてマニフェスト賞を受賞した。
http://www.lise-lottenorelius.se/
https://soundcloud.com/itselot


Sten Backman
Sten Backmanはストックホルムを拠点とするヴィジュアル・アーティスト、作曲家、グラフィックデザイナーである。彼の領域は多岐にわたり、ブランディングやプロジェクト・アイデンティティ、編集、インタラクティブ・アプリ、プロダクト・デザイン、ウェブ、展示デザイン、ミュージック・ヴィデオ、レコードジャケットなどで活躍している。大企業から小規模な独立したクライアントまで数多くの相手と協働し、2006年には自身の会社「Great Big Container」を立ち上げた。この数年でBackmanは、自身および他の音楽家のためのCGアニメ映像を手がけた。2014年ニューヨークで開催されたSwedish Energies Festivalや、2016年イギリス・ブライトンでのColour Out of Space FestivalにおけるDaniel Rozenhallとのコラボレーションはその一例である。現在は、作曲家であり音楽家のJ.G Thirwellによるソロプロジェクト、Foetusにおいて、映像制作を行っている。また、2015年にはストックホルムのギャラリーGALLERY ERIK AXL SUNDにて絵画作品の展示を行った。同年、映像作品『With Eyes Closed』はMaria Bonnier Dahlin基金の30周年イベントにおいて上映された。
http://www.greatbigcontainer.com
http://rozenhallbackman.com
https://vimeo.com/user29876052/

Daniel Rozenhall
Daniel Rozenhallは、1999年からストックホルムを拠点とする作曲家であり、ヴィジュアルアーティスト、レコーディング・プロデューサーである。ストックホルムのEMS(エレクトロ・ミュージック・スタジオ)で1999年から2001年まで学び、2002年から2007年はストックホルムのコンストファック大学にて美術を学んだ。Firework Edition Record, Fylkingen Records, Kning Diskなどから音源をリリースしている。これまでに、2014年ニューヨークで開催されたSwedish Energies Festivalや、2016年イギリス・ブライトンで開催されたColour Out of Space Festivalにおいて、映像作家のSten Backmanとともにパフォーマンスを行っている。長年にわたってRozenhallはレーベル「Fylkingen Records」の仕事をしており、同レーベルから排出されたいくつかの著名な音源作品にプロデューサーとして参加している。そのラインナップには、歴史的に重要な作品も新作も並んでおり、電子音響系アーティストのものからText-Sound Compositionのシリーズまで多様である。現在は、レーベル「Firework Edition Records」においてLeif ElggrenおよびKent Tankredとともにプロデューサーとして活動している。
音、映像、身体動作を含むインタラクティブなパフォーマンスを行っているが、媒体にそった電子音響音楽の作曲も行っている。主にアナログ機器を用いてサウンドスケープを作り出し、それはシュルレアリズム的で、悪夢のようで、ときにはサイケデリックな印象を持つ。リスナーはこの音の世界に入り込むことによって、人間の潜在意識の中で最も非合理で歪んだ性質を探求する。
http://rozenhallbackman.com